痩せたいなら絶対飲んではいけない「ヤバいお酒」とは?【医師が解説】ビールは糖質量に注意しながら飲む量を制限しよう(写真はイメージです) Photo:PIXTA

お酒には太りにくいお酒と太りやすいお酒があり、どんなお酒を選ぶかはとても重要です。栗原クリニック 東京・日本橋院長の栗原毅院長の著作『内臓脂肪の名医が教える 痩せるお酒の飲み方』(日本文芸社刊)から、そもそも糖質の高いビールを飲むときに何を選んだらよいか、また痩せたいなら絶対飲んではいけない、高糖質で太りやすいお酒を紹介します。

ビールを飲むなら「糖質0」を選ぶ

 醸造酒の1つでもあるビールは、糖質の高いお酒です。なぜかというと、ビールの主な原料となるのは大麦で、でんぷんが非常に豊富。でんぷんは炭水化物ですが、炭水化物のうち消化されない食物繊維を除いたものが糖質だからです。

 ちなみに、糖質はさらに分子の数が多い多糖類と、分子の数が少ない二糖類、単糖類に分類されます。二糖類と単糖類は「糖類」と呼ばれ、ブドウ糖や果糖、砂糖に含まれるショ糖などがこれに属します。