最適解は朝のこの運動

「朝一番にカエルを食べろ!」ダイエットで40キロやせた医療記者が明かす格言の意味今回転載した『医療記者のダイエット 最新科学を武器に40キロやせた』〈左〉と、朽木誠一郎さんの最新刊『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本』(いずれもKADOKAWA)

 結局、いろいろな手法を眺めても、「朝の時間にジョギングをしてしまうこと」がもっとも都合がよいという結論に達しました。そこで、飲み会がある週は朝に2回60分、あるいは4回30分のジョギングの予定を押さえてしまう、ということをします。あとは、そのときどきの運動を、一生懸命やるだけです。

 このように、PM的な手法を応用することで、ダイエットの優先順位は上がります。運動を食事と「つじつま」が合うように実施できれば、理論上はダイエットは必ず成功する。一連の試行錯誤は、まさに認知行動療法の「問題解決技法」に通じると言えるのではないでしょうか。

 僕はこうして、週2回の飲み会の分2〜4回のジョギングを、この期間に継続することができました。それにしても、まさか新卒で管理職(編集長)をした経験が、ダイエットに生きるとは……。人生、何が役に立つか、本当にわからないものですね。