N-BOXは日本の“ベストセラーモデル”。新型はより静粛に使いやすく変身。ラインアップはカスタムと標準モデル、エンジンは自然吸気(49ps)とターボ(64ps)を設定。自然吸気の実力をチェックした。
標準モデルとカスタム
乗り比べると違いが
新型N-BOXを公道でドライブした。試乗車は、自然吸気ユニット(58ps/65Nm)を搭載した標準モデルとカスタムである。同一エンジンの2台の印象は“共通だろう”と想像していたが、乗り比べると違いがあった。
まず、内外装から。スタイリングの印象はキープコンセプトながら、カスタムはより精悍に、スタンダードはいっそう可愛らしいイメージとなった。
大きく開くドアを開けて車内に入る。Kカー規格ながら余裕たっぷり。車内の広さが際立って感じられる。背が高く、ボクシーな利点がフルに生かされている。