エリザベス・ウォーレン氏が自分のロボットを手に入れた、と人は言うかもしれない。米マサチューセッツ州選出の上院議員であるウォーレン氏は、反トラスト(独占禁止)当局に対し、ロボット掃除機「ルンバ」を製造する米アイロボットを米アマゾン・ドット・コムが買収するのを阻止するよう促した。両社は29日、競争当局からの反対を受け、買収合意を白紙撤回した。中国にとって何と素晴らしい展開だろう。  アマゾンによる17億ドル(約2500億円)でのアイロボット買収提案が2022年8月に発表された際、進歩派は買収に反対した。