野菜の色に注目! 緑黄色野菜と淡色野菜の違い

 野菜には、さまざまな種類があります。前述の「健康日本21」では1日350gのうち、「緑黄色野菜」は120g、その他の「淡色野菜」は230g摂取するのが適正とされています。つまり、1日5皿(350g)のうち、2皿(140g)は緑黄色野菜にすれば良いということです。

 緑黄色野菜と淡色野菜の例と、それぞれ1個(1束、1袋など数えやすい分量)当たりの重さを挙げます。

【緑黄色野菜】
トマト:1個150〜200g
ニンジン:1個150g〜200g
ピーマン:1個35g
ほうれん草:1束200g

【淡色野菜 】
キュウリ:1本100g
レタス:1枚30g
モヤシ:1袋200g
ナス:1本80g

 緑黄色野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維にプラスして機能性成分(フィトケミカル)が多く含まれています。一方、淡色野菜はカリウム、マグネシウムが豊富で、特に食物繊維は緑黄色野菜より多く含まれています。色を意識して野菜を選ぶことで、身体への効能も期待できます。

【野菜の色別・成分表】