米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が前回財布のひもを緩めようとした時は、株主が手を引いた。2年でこれほど反応が変わるとは。  メタは2023年10-12月期(第4四半期)の好決算を受けて2日に株価が20%急上昇した。併せて自社株買いの増額と、同社初となる配当実施も発表。昨年3倍近くに上昇していた株価が一段高となったことで、時価総額は再び1兆ドル(約149兆円)を突破。米アップル、米マイクロソフト、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム、米画像処理半導体(GPU)大手エヌビディア、米グーグル親会社アルファベットという数少ない仲間に再び加わった。