トレーラーハウスの価格が530万円だとすると、2年目までに400万円ほどが経費にできる計算です。短期間で大きな額を経費にできるのは魅力です。
投資としては、10年間で10%ほどの利回りが見込めます。年換算にすると1%前後ですから、決して利回りが高いとはいえませんが、節税効果と併せて考えると、人気の理由も頷けます。
ただし、注意点もあります。
トレーラーハウス事業自体、まだ始まって日が浅く、運営しているのは設立して間もない会社がほとんどです。そのため、信用リスクや倒産リスクを常に考えておく必要があるのです。
信用できる会社か、それともブームに乗っかって始めてみただけの会社かは見極める必要があるということです。事前に、現状のオープン実績、稼働率、運営事業者の財務情報などを確認してみましょう。
(本原稿は『今日もガッチリ資産防衛――1円でも多く「会社と社長個人」にお金を残す方法』から一部抜粋、追加加筆したものです)