ハリウッド映画にも影響
アメリカでも世界的なアーティストであるクリス・ブラウンやザ・ウィークエンド、チャンス・ザ・ラッパーらがSNSで鳥山先生の死を悼んでいる。
歌詞検索サイト「Genius」を見ると「GOKU(悟空)」「Piccolo(ピッコロ)」などドラゴンボールに関する単語が世界中で歌詞に使われていることがわかる。
フランク・オーシャンの『Pink Matter』には魔神ブウという歌詞が出てくるし、「Genkidama(元気玉)」とタイトルについた曲は30以上あった。「Super Saiyan(スーパーサイヤ人)」は自分自身の変化の象徴や強さの象徴としてよく使われている。
気功波を撃ち合い、互いに空中に浮きながら戦う斬新なアクションは『マトリックス』『マン・オブ・スティール』『キャプテン・アメリカ』など多数の作品に影響を与えている。『ワンピース』『NARUTO』に限らず、今のエンタメは何かしらドラゴンボールの影響を受けている。これから見る、聞くものにもドラゴンボール、鳥山先生は感じられるはずだ。