同じことを繰り返し考えてしまう驚きの理由とは!?
人は記憶が曖昧だと不安になる。
たとえば、人間関係で嫌なことがあって、寝るときにそのシーンを思い出してしまうのは、意外と肝心なことが記憶からすっぽりと抜け落ちているからである。
上司に怒られてものすごく不快な気分になっていたとしても、「嫌味を言われてムカついたけど、よいアドバイスもくれていたな」など、肝心なことを思い出せれば、クヨクヨ考える必要がない場合もある。
同じことをくり返し考えてしまって眠れないのは、この「抜けている記憶」が見つからないからだ。
記憶力がアップすると、不思議と眠れるようになる
不安感が強い人には、「眠れるようになる催眠」ではなく、「眠れなくなった原因を思い出す催眠」が効く場合がある。
催眠状態によって眠れなくなった原因を思い返してみると、「あ! こんなことを忘れていた!」と思い出すことができるのだ。
今回紹介した「愛に満たされて眠る方法」を毎晩くり返していくと、起きているときの記憶力も気がつかないうちにアップする。
すると、不思議とよけいなことを考えなくなっていき、頭の中が静かになっていく。
嫌なことをグルグル考えてしまうのは記憶力がいいからではなく、記憶が抜け落ちて、同じことをいつまでも考え続けてしまうからである。
この「愛に満たされて眠る方法」を使って眠るようになると、記憶がどんどん整っていき、本来の自信に満ちあふれた自分に戻っていくことができるだろう。
不安感が強いときや考えすぎて眠れないときにはぜひ一度この方法を試してみてほしい。
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