一見厳しい意見でも
自分のためになる

 その企業が大切にしている“会社イズム”がFBに盛り込まれていると、会社と自分の相性を測る判断材料になる。

「あえてこれを伝えてくれる会社は、学生のことをしっかり考えている証拠。ただ優秀な学生を採用したいのではなく、入ってから活躍できる人材を慎重に選ぶ姿勢がうかがえます」

 あなたは仕事にこれを求めているけど、うちでは達成するのが難しいかもしれない――そう言われてもへこむ必要はなく、むしろ感謝すべきなのだ。

 最後に、残念なFBの代表格として挙げたいのが、話しているうちに、担当社員自身の過去の栄光話や業績に関する自慢話、揚げ句の果てには説教になっていくケース。きっと入社してからも、同じ事態が起こるだろう。