迷子衣類が生まれる
クローゼットの特徴

 まず、迷子衣類が生まれるクローゼットの特徴を挙げます。覚えておきたいのが「基本的に人は忘れる生き物」ということです。

オフシーズンの迷子衣類=バラバラで覚えていられない
・あちこちの引き出しに分散している
・小さいサイズの衣類収納ケースを数個以上利用して保管されている
・買い足したときのショッピングバッグのまま保管されている
・別の部屋のクローゼットに保管されている

オンシーズンの迷子衣類=見えなくなる
・量が多く、ぎゅうぎゅうの引き出しの中で埋もれている
・“ちょい置き”が積み重なった中で埋もれている

 オフシーズン衣類は「バラバラ保管」をやめて「できるだけ大きく、1カ所にまとめること」、オンシーズン衣類は「見えずに埋もれる」を回避して「量を減らし、見えやすい収納配置にすること」が解決のカギになります。

 それでは、オフシーズン衣類の片づけ方、オンシーズン衣類の出し方、そしてクローゼットのアレンジの仕方の3点を順に解説していきます。