“小さな高級車”への挑戦
プレミアムだけどカジュアルな斬新SUV
週末に買い物に出掛けるのにふさわしいレクサスとは?いまやすっかりSUVが得意というイメージのあるレクサスには、LXを頂点に、RX、NX、UXというラインアップが揃う。そこにエントリーモデルとして加わるLBXは、“エッセンシャルラグジュアリー”をキーワードにした、プレミアムだけどカジュアルな斬新SUV。サイズのヒエラルキーを超えた新たな価値を創造することに挑んだ意欲作である。
開発コンセプトは、L=レクサス、B=ブレークスルー、X=クロスオーバーの車名のとおり、あらゆることをブレークスルーし、「本物を知る人が素の自分に戻って気負いなく乗れるコンパクトラグジュアリー」だ。
LBXは、多くのメーカーが挑戦し、いまだに最適解が定まっていない“小さな高級車”である。どういうクルマにするのか、開発陣は非常に頭を悩ませたという。試行錯誤を重ねて生まれたLBXは、レクサスSUVのエントリーモデルとしてはもちろん、1台のクルマとしても興味深い仕上がりとなっていた。