「あなたはどう思った?」に英語で答えるためには、
「ネガポジ感想法」を

 うまく感想を伝えるには、普段から「何かの映画を観た時は、自分の感想をシンプルに整理しておく」ことを心がけると、ネタのストックもたまっていきます。悪い感想でも具体的に伝えられれば問題ありませんし、良い感想の時も会話ですから映画の良いと思ったポイントに一つ触れるだけでも十分盛り上がります。

【ポジティブな感想】
The movie was good. I found the storyline engaging from the beginning to the end. I strongly recommend it.
映画は良かったね。話が最初から最後まで引き込まれたよ。本当にオススメです。
【ネガティブな感想】
The movie was terrible. I found it boring, and the plot was too predictable.
映画はひどかったね。退屈だと思ったし、話の展開もあまりにありふれていたよ。

「いいことを言わなきゃ」と身構えるよりも、自分の得意パターンを作っておいて、その型に沿って話せるようになると、英語が自分の血となり肉となるのを感じていくはずです。

 このような「ネガポジ感想法」は英語の会話力を付けていくうえでオススメの方法です。身近なこと(レストランでの食事/仕事のトラブルや成功/週末の過ごし方)を整理しておき、それを話すことの中心にしていきます。

 オンライン英会話などで「映画」や「プレゼンの感想」のようにお題を明確にして、3文ほどで話す練習をしていけば、日常会話で使える表現力が身に付いていきます。そこに好きな役者の演技やプレゼンの中身の具体的な話も盛り込めるようになれば、一気に上級者への仲間入りです。ぜひ、今回のmakeやfindといった基本動詞をスタメンにして、英語の表現力を磨いていきましょう。