成長に大事なのはバカをさらせること
伊藤:「坪田さんの言うことは本当だよ」と申し上げたいんですけど、うちの娘は中学1年生の英語までできていたので、中学2年生から始めたんです。
ドリルをやり始めたので、僕はそれに対して「最高じゃん! 俺は中2の時に、英語でめちゃめちゃ大事なことを学んだからそこだよ!」と、モチベートしたんですよね。それが効いたか効いていないかはわからないけど、さやかさんのお父さんとは、ちょっと反応が違ったんです(笑)。
坪田:(笑)。
伊藤:人が成長する上で大事なのは、モチベートする役割です。それによって、どちらにでもなる。
坪田:本当にそうです。
伊藤:それを考えると、ChatGPTでモチベーションが下がることはあまりないからね。
坪田:ないない(笑)。本当にそのとおりで、伊藤さんがお父さんだったら、塾の先生としてこんなにラクなことはないんですけど、世の中そんなことはないので(笑)。
尾原:(笑)。
坪田:ChatGPTと大人の一番違うところは、大人って、どうしてもプライドがあるんですよね。ちょっとマウントを取ろうとしちゃうんですよ。「お前、こんなこともわかんないのか?」と。ChatGPTはそれが一切ないので、言葉を選ばず言うと、安心してバカをさらせます。
そういう存在ってすごく素敵だなと思うので、まさに革命だなと、あらためて思いましたね。
尾原:バカをさらせるって、すごく大事な言葉ですよね。
坪田:本当にそうですよ。