共用部の確認も忘れずに!
部屋の確認に加えて、絶対に忘れてはいけないのは共用部の確認です。重要度だけでいうと、部屋などの占有部のチェックよりもはるかに重要かもしれません。
なぜなら、マンションとは同じ物件に住む住人との共同生活です。どんなに皆さんが部屋の中をきれいにしても、共用部が散らかったりしていれば気分は下がりますし、資産性も下がってしまいます。ですから、どんな人が住んでいて、どんな管理スタンスなのかを内見時にしっかりと見極めましょう。
共用部のチェックは、
・ゴミ捨て場
・駐輪場
・エントランス
・掲示板
の4つを見れば大体わかります。
ゴミ捨て場や駐輪場が散らかっている場合は注意が必要です。ルールが適切に運用されていない場合やそもそもルールを守れない住人が多い可能性が高いです。掲示板に注意書きや警告などが多い場合も同様です。
また、エントランスなどの電球が切れていたり、汚れがそのままになっている場合なども管理ができていない証拠ですので、しっかりとチェックしましょう。
内見時のチェックはこの4点ですが、あわせて不動産会社には管理費や修繕費の未納率および管理状況、修繕計画などを教えてもらうようにしましょう。そこまでやれば、その物件の管理スタンスが確実にわかります。
繰り返しになりますが、せっかく買った物件が、共用部のせいで残念なものになっては後悔してもしきれないので、しっかり確認していきましょう。
以上が、中古物件のチェックポイントです。これらのことを意識しながらいい物件を選んでいってください。