金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。忙しく暮らしていると、気が付けば「紙」が、たまっていませんか?「紙」はとりあえず取っておくと、「肝心な時に出てこない」「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」などの悲劇が起こります。実は、人生により大きな影響を与えるのは「モノ」よりも「紙」の片づけなのです。「紙」に特化した片づけ方法を紹介し話題を呼んでいる、片づけアドバイザー・石阪京子先生の著書「人生が変わる 紙片づけ!」から、「紙片づけ」の極意を抜粋して、ご紹介します。
買い物情報の共有で、夫も家事戦力に!
前回、紙を片づけデータ化するための頼りになるツールは、「スマホ」であるとお話しました。本書ではスマホの「グーグルキープ」などを使ってデータ化することをおすすめしていますが、実はグーグルキープはうまく使うと、旦那様を家事の戦力にすることもできます!
ある人は、旦那様と買い物の情報を共有するようになったら、すごく便利になったとおっしゃっていました。
「グーグルキープ」というメモアプリには、チェックリストを作る機能があるのですが、そこに、みりんとか醤油とか料理酒とか買い物リストを入れて旦那様と共有し、買った人がチェックボックスにチェックを入れるそうです。
その結果、これまで家事に非協力的だった旦那様が、「グーグルキープ」を見て、チェックが入っていないモノを仕事帰りに買ってきてくれるようになったそう。IT化の波に乗れば旦那様も家事の戦力になるんです。
また、元々、共働きで協力的な旦那様の場合は、うっかり同じモノを買うことがなくなるので、すごくいいですよね。
いちいちLINEで「醤油もう買った?」などと連絡するのも面倒ですしね。これはすごくいいアイディアだなと思いました。ぜひ、お試しください。
*本記事は、石阪京子著「人生が変わる 紙片づけ!」の中から、抜粋・編集したものです。