【1分読み切り】運がいい人は、なぜ運がいいのでしょう? その本質を知ると自己肯定感も高まります。
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運をよくする方法とは?
今日は「運をよくする方法」というテーマでお話しさせていただきます。
運をよくしたいと思っている人の多くは、なんとなく運がよくなればいいと考えて、受け身の姿勢でいます。
しかし、そもそも自分が何をしたいのか、どうなったら幸せなのか、何が欲しいのかといったことをわかっていないと、なかなか運がよくなることはないのです。
運がいい人がやっていること
まず必要なことは、自分自身を見つめ直して、自分が求めていることをなるべく明確に目的化することです。
それをクリアにしたうえで、そのために必要なことをする。何度もトライアンドエラーするのです。そうしていると、それが報われる日がやってきて、運が巡ってくるわけです。
運がいいように見える人は、実は自分のやりたいことを理解し、なりたい自分になろうとする目標を立てて、トライアンドエラーを繰り返している人なのです。そして、あたかもホームランを打ったかのように、うまくいくわけです。
運をよくするコツ
多くの人は、そのホームランを打った瞬間だけを見て、「運がいいな」と言うのです。それまでの間、一生懸命バッターボックスに立ってトライアンドエラーをしているところは見ていません。
正しいアプローチは、自分の目標ややりたいことを認識して、そのために必要なことを何度も繰り返す。うまくいかなかったら、やり方を変えてみる。これが運をよくするコツなのです。
目標を叶えやすい人と叶えにくい人はいますが、それは本質ではありません。自分のやりたいことがわかっていて、それに向かっている間は、たとえすぐに叶わなくても、けっこう幸せでいられるものです。
自己肯定感が自然と高まる
自分の目標に近づいているという自己肯定感があると、毎日が充実するものです。
ですから、運がよくなりたいという人は、漠然と運がよくならないかと思うのではなく、自分のやりたいことをちゃんと抽出して、そのために必要なやり方を自分で考え、何度も挑戦することが大切です。
それだけで、運が向いてくるし、幸せになれるのです。