夏休みに読みたい「ビジネス力&教養力」爆上げの3冊!書評のプロが選んだオススメ本とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

「読書をしたいけれど、どんな本を読めばいいか分からない」。そんな悩みを抱えるビジネスパーソンに向けて、書評のプロが「夏休みのお供」におすすめの3冊をご紹介する。今回は、業務における「学び」の一助になる書籍や、趣味の世界をより豊かにする書籍をそろえた。下半期に向けて、ビジネススキルや教養力を“爆上げ”するべく、ぜひ読んでみてほしい。(情報工場「SERENDIP」チーフ・エディター 吉川清史)

猛暑が続く夏だからこそ
家でゆっくり読書しよう

 最高気温35度以上の猛暑日や、それに近い真夏日が続いている。日本気象協会が独自に名付けた「酷暑日」(最高気温40℃以上)が到来する日も近いかもしれない。

 そんな猛暑下の夏休みは、自宅でのんびり読書を楽しんでみてはどうか。旅行や帰省をする人も、道中の「お供」に本を持参するのがおススメだ。

 申し遅れたが、筆者はビジネスパーソンの必読書を厳選し、その要点をダイジェストにまとめて配信するサービス「SERENDIP」のチーフ・エディターを務めている。今回は夏休み(お盆休み)向けに3冊を厳選して紹介していこう。

「対面の商談」で
成果を出すための思考法とは

 まずは1冊目から見ていく。

 最近はWeb会議が普及しているとはいえ、営業職などのビジネスパーソンは、取引先などへの「直接訪問」を避けられない場合もあるだろう。

 相手方と面と向かって話す機会が増える中で、「顧客からの信頼が得られない」「どうすれば商材を買ってもらえるのか分からない」といったコミュニケーションの悩みを持つ人も多いかもしれない。
 
 そんな課題を克服して成果を出すためには、どんなことを意識すればよいのか――。