スポーティさが凝縮した
クーペフォルムは印象的
昨年秋のジャパンモビリティショー2023で、2代目となる新型X2が世界初披露された。なんと、ワールドプレミアの場として日本が選ばれたのだ。タイミング的にちょうどよかった、という理由だけではない。BMWにとって日本はコンパクトセグメントの重要な市場であり、初代X2の販売が非常に好調だったからである。
試乗車は、いちはやく納車の始まったxDrive20i Mスポーツ。X2のベース車ともいえるX1は、2023-2024インポート・カー・オブ・ザイヤーに輝いた実力車。X2がどのように特徴づけられているのか興味深い。X1は上級機種をしのぐほどの車格感の持ち主。X2も兄貴分のX4に負けない存在感を発揮している。BMW・Xモデルらしい力強さとSAC(スポーツアクティビティクーペ)ならではスポーティさが凝縮したクーペフォルムは印象的だ。