【1分読み切り】他人の行動によかれと思って口出ししてくる人がいますけれど、それは単なるおせっかいかもしれません。
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

生き方

【精神科医が教える】自己肯定感の高い人が大切にしていること
決して他人に譲っては
いけないものがあるわ。

それは自分の生き方。
奇妙なことに他人に譲っても意味がないのに、
「譲れ」って言ってくる人がいっぱいいるの。

自分の人生で大切にしていることは、人によって違うものです。仕事より家庭を優先している人もいれば、その逆の人もいます。

たとえば、家庭を優先してアフター5の職場の飲み会に参加しない人もいれば、そんな家庭優先の生き方を否定的に感じる人もいるでしょう。

それはお互いに相容れないもの。考え方の違いですし、生き方の違いなのです。どちらも法律にも社則にも反することではないのですから、本人次第のことです。

自分は自分、他人は他人ーーお互いに譲ることはできないですし、生き方に唯一絶対の正解などないのですから、自分が納得する道を進んでいきましょう。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。