やるべき勉強が早く終わったら
ゲームをしてもいい 

 割り振られた時間より課題が早く終わったら、余った時間はゲームをやってもいいことにして、本人のモチベーションを引き出すことも忘れなかった。勉強はもっぱらリビングで。慶祐さんはできるだけ横に座って一緒に勉強するようにしていた。
 
 小学5年生が終わる頃には、通っていたサピックスの教材が増えたこともあり、慶一君は自主的に学習に取り組むようになる。ただし、スケジュールの作成は相変わらず父親の役目。さらにこの頃から、模試結果の分析にも一層力を入れるようになる。

【筑駒合格家族】「15分刻みスケジュール」で息子の受験と少年野球を両立、商社マン父の超綿密な時間活用術父親の慶祐さんが作成した15分刻みのスケジュール(実物)
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【筑駒合格家族】「15分刻みスケジュール」で息子の受験と少年野球を両立、商社マン父の超綿密な時間活用術勉強はいつもリビングで。父親の慶祐君が横に座って一緒に取り組むことが多かった(再現)
【筑駒合格家族】「15分刻みスケジュール」で息子の受験と少年野球を両立、商社マン父の超綿密な時間活用術慶一君は少年野球の強豪チームに所属。5年生時、土日祝日は朝から夕方まで練習、年間120試合に参加