足裏マッサージに間違いはない! 気持ちいい位置を探して刺激しよう

書影『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)
鈴木きよみ 著

 もうひとつ、みなさんがマッサージをする際に不安に思うこと、それが「足を刺激する場所を間違えても大丈夫?」ということ。

 答えは……、もちろん大丈夫! 足裏で刺激をする場所に間違いはありません。

 足裏には内臓と関係のある反射区がたくさんあります。指先からかかとまで、ほぼ全面、内臓の反射区で埋め尽くされています。

 内臓を直接触ることはできません。でも足裏なら反射区から内臓を刺激して、調子を整えていくことができます。

 めん棒をゴロゴロして痛い箇所があったら、そこはやさしくほぐすように転がしましょう。そのうち痛気持ちよくなれば、東洋医学の考えでは内臓に気と血が巡り、内臓の調子を整えてくれます。

 めん棒なら広い面を全体的に刺激することができるので、内臓の働きを底上げしながら、足底筋膜の刺激にもなります。

 ですから、どこを刺激しても間違いはないのです。

 ただ足の甲の場合は、骨の上を強く押すと危ないので、様子を見ながら、痛気持ちいい感覚を大事に刺激しましょう。