アメリカ大統領選に向けたテレビ討論会が終わり、ハリス副大統領が優勢でトランプ前大統領が劣勢だと伝えられています。ディベートで2人の明暗を分けた差は何だったのでしょうか?発言内容、頻出するキーワード、目線の使い方なども含めて分析してみましょう。英語コーチングスクールの経営者が解説します。(トライズ代表 三木雄信)
米大統領選テレビ討論会で
ハリスとトランプの明暗を分けた「言葉遣い」とは
11月5日の米大統領選挙に向けて、民主党のカマラ・ハリス副大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領が、初めて直接論戦を交わしました。9月10日夜(日本時間11日)に開かれたテレビ討論会を受けて、現地では「どちらが論戦に勝ったか」について、さまざまなコメントが飛び交っています。
現地の報道では、おおむねハリス副大統領が優勢だったと解説されています。また、例えばYahoo!の投票サイトでは、ハリス副大統領が勝ったとする人が69%と圧勝です。
2人の明暗を分けた差は何だったのでしょうか? 両者の発言を注意深く分析すると、何度も繰り返す「キーワード」があることに気づきます。この言葉遣いが、11月の選挙を左右することにもつながりそうです。