トイレに親がついてくることをいやがる子もいますが、小学校低学年くらいまでは完全に子ども1人で行くのではなく、できるだけトイレの入り口や個室の前まで大人が一緒に行く、そこで「お父さん(お母さん)はここで待ってるよ」と伝えて個室やトイレの入り口前で待つ、「何かあったら、声を出してね」と声をかけておく、といったことを心がけ、目を離さないようにしておくと安全です。また、一緒に入ることができるファミリートイレがあれば、子どもが就学前など幼い場合は、そちらを使用するのがよいでしょう。

 お店の外にトイレがある場合は、その道中も注意が必要です。人通りが少なく、そこで被害に遭ったり、連れ込まれたりということもあるので、できるだけ大人が付き添いましょう。

「何かあったときに
どうしたらいいか」を確認

 小学校高学年になってくると、だんだんと1人で行動することも増えてきます。また、小さい子であっても、常に大人が付き添うのは難しい場合もあるでしょう。そのため、「何かあったときに、どうしたらいいのか」を子ども自身が知っておくこともとても大切です。