「100円マック」は過去のもの

マックで「Wチーズバーガーを買う客」と「チーズバーガーを頼む客」の決定的な違いPhoto:Diamond

《「100円マック」を実施していたデフレ時代とは違い、現在のマクドナルドは安売り戦略を止めている。(中略)以前よりセットメニューは高くなり、かつてのようなお得感はなくなった。通常のバーガーセットは700~800円台である》

《しかし、コストパフォーマンスに長けた商品が全くなくなったわけではない。例えば「ちょいマック」はその一つだ。「マックチキン」や「エグチ(エッグチーズバーガー)」などのバーガー類などから構成されるメニュージャンルで、一般のメニューより低価格帯となっている》
ITmedia ビジネスオンライン、9月22日)

 日本のマクドナルドの価格戦略は、この記事の指摘通りであることが、マクドナルドのホームページを見るとわかる。

・期間限定 月見バーガーセット…740円〜
・ビッグマックセット…750円〜

「ひるまック」(平日10:30~14:00)では、価格帯が600円台に下がる。

・ひるまック ビッグマックセット…650円〜
・ひるまック てりやきチキンフィレオ セット…620円〜

 という具合だ。こうしたメニューを前面に押し出す一方で、「とにかく安く済ませたい」というお客も満足いくような500円台のメニューも用意されている。

・マックチキンセット…500円〜
・エグチ(エッグチーズバーガー)セット…540円〜