考慮すべきは入院などではなく
「働けなくなるリスク」と「メンタル疾患」

 特に、まだ30〜40代くらいだったら、最低限の生活費や何かあったときのためのお金をキャッシュで残しておいて、あとは金融資産に変えておくのも手です。

 というのも、まだまだ長い目で日本円をもらい続ける可能性が高いからです。なぜかというと「めっちゃ円高になり、インフレになっても、給与があがるスピードがそれに連動するかわからない」というのはそこそこ可能性が高いからです。

 日本円が手元にないことで、入院とかを懸念する人とかも多いんですが、入院期間の平均を調べたら、なんかすごい短かったんですよね。

 なので「大病をする」とか「事故にあう」というリスクはそこまで考えなくてもいい、という判断になりました。

 考慮するべきなのは「会社生活がしんどくてやめてしまう」「会社を首になる」「会社が潰れる」などの、「働けなくなるリスク」と、メンタル疾患です。

 メンタルは長期に渡って働けなくなるので、ここはかなり重要視した方がいいかなと思っています。