しかし、ゆっくり考えることによって、すぐにわからなかった問題点があらわになることもあります。決して無理に自分のパターンを変える必要はありませんよ。

まとめ
思考パターンは人それぞれ。自分のパターンが一番。

意見をすぐに言えなくても
劣等感を抱くことはない

お悩み
突然意見を求められると困ってしまいます。「あなたの意見を聞かせて」「君はどうしたいの?」といった言葉が苦手。

 議論に関して、アテクシは2種類のタイプの人間がいると思っています。1つはデフォルトが「話し役」の人。もう1つは「聞き役」の人です。

 議論が始まると「話し役」の人は頭の中に沢山の「自分の意見」が湧いてきて、伝えたくなります。一方「聞き役」の人は誰かが話す内容にうんうんと耳を傾け、理解しようとする。「聞き役」の人が突然意見を求められたとき、頭が上手く切り替えられなくておどおどしてしまうのです。

 これを解決する方法ですが、「意見を求められなくても、自分ならどう考えるか」考えておくのが一番だと思っています。

 自分の意見のシミュレーションを普段からしておくということですね。誰かの話を聞くにしても、「自分に話が振られたらこう答えよう」と考えながら聞く。これだけでだいぶ違ってくるはずです。