精神科医 Tomy 著
そうしたら、逆の意見を作ってみてください。そしてしっくり来るほうを、自分の意見として採用してください。混乱しそうであれば、仮の「自分の意見」をそのまま採用してください。
この過程を繰り返すことで、だんだんと自分の思考が言語化しやすくなると思います。
自分の意見がわからない時は、「まず、こういう意見にしておこう」と出口から決めてしまうのです。
日頃から、目の前にある問題点に関して「自分ならどう考えるだろうか」「どうするだろうか」と考える癖をつけておくことは重要です。
この姿勢は、人生に対して「自分を傍観者にしない」という意味でも大変重要です。人生をいかに充実したものにするかは、自分の納得具合で決まります。何も思っていない人が、思い通りの人生なんて歩めるはずがないのです。
「アナタはどう思うの?」と質問に答えるためだけではなく、人生全体を良くするためにも、「自分が何を思うのか」、常に意識するようにしてみてください。
聞かれなくても、「聞かれたらこう答えよう」と意見のシュミレーションをするの。