誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】嫌々仕事をする人、仕事を楽しめる人「考え方に1つの決定的な差」Photo: Adobe Stock

仕事が楽しくない人は
なぜ楽しくないのか?

今日は、仕事を楽しくする方法についてお話したいと思います。

遊びと仕事は、実は同じようなことをしています。目標を立て、予定を立て、実行するという点で、遊びも仕事も変わりません。

しかし、遊びは好きでやっているから楽しく感じられますが、仕事はやらされているという意識があるため、楽しく感じられないのです。

仕事をゲームのようにとらえる

つまり、遊びと仕事の違いは、モチベーションの有無だけです。だとすれば、仕事も遊びのような気持ちでやれば、楽しくなる可能性があります。

ポイントは、仕事を「ゲーム」のようにとらえることです。

プレイヤーが何らかの役割(ロール)を与えられプレイしていくロールプレイングゲーム(RPG)ととらえれば、仕事も遊びのように考えらるようになります。

「どうとらえるか」
ですべては決まる

たとえイヤな仕事であっても、RPGの過程だととらえて、ミッションをクリアしながら、自分というキャラクターを成長させるという意識を持てば、気分が違ってくるはずです。

要するに、仕事でもなんでも、楽しく感じられるかどうかは、それをどうとらえるかによるのです。

RPGというゲーム感覚を持つことによって、仕事への向き合い方が変わってくるはずです。皆さんも、ぜひ試してみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。