2 純粋な気持ちで人びとを助ける。毎日、人びとを助けることで、幸せな偶然をたくさん経験することができる。人びとの役に立つと、相手の人生に力を与え、そのエネルギーが自分の人生に戻ってきて、素晴らしい機会をもたらす可能性があるからだ。
セレンディピティーを積極的に活用するためには、すべて計画どおりでなければならないという頑なな姿勢を改める必要がある。人生では直感に従って流れに身を任せることも大切であることを心に銘記しよう。
「恨み」を抱くことは
毒を飲むようなもの
恨みとは、自分を傷つけた相手に対する憎しみに満ちたネガティブな感情のことだ。それは人間関係を破壊するが、恨みを抱くことによって最も大きな被害を受けるのは自分自身である。
たしかに相手を恨むだけの十分な理由があるのかもしれない。たとえば不誠実、裏切り、虐待、暴言、暴行、窃盗がそうだ。その結果、あなたはその痛みに固執し、それを捨てようとしない。
しかし、誰かに恨みを抱いているかぎり、その人に人生を支配されることになる。恨みを抱くことは、毒を飲むようなものだ。