山崎 そういう意味では、日本酒風呂があるくらいなので、お風呂と日本酒は相性がいいですよね。
堀江 そう。温浴文化は世界共通です。北海道・ニセコの露天風呂とか外国人観光客でいっぱいですよ。「ひと滑りして、温泉入って、ビール飲もう」という感じです。
山崎 我々も海外進出を考えているので、いい形で日本酒とお風呂をうまく結びつけたいと思っています。
「面白いお風呂を作りたい」
銭湯ビジネスでの新たな試み
――そもそも、なぜ温浴が好きになったんですか?
山崎 船井総研時代に温泉やサウナの担当になり、コンサルティングをしていました。その時に「温泉はみんな同じで面白くない」という声がユーザーさんからあったんです。でも、僕は仕事の影響もあって温泉やお風呂にすごくハマっていて、「だったら、面白いと言われるお風呂を作ってやろう」ということで、12年前に独立しました。
――今、何店舗くらい手掛けているんですか?
山崎 直営店は10店舗(2024年7月現在)で、パートナーシップ店が5店舗です。「おふろcafe」というブランドを中心にやっています。