ドナルド・トランプ前米大統領は20日、ペンシルベニア州にあるマクドナルドのフランチャイズ店を訪れ、エプロンを着けてドライブスルーの客にフライドポテトを提供した。それは素晴らしいシャッターチャンスだった。しかし、ファストフードが大好きなトランプ氏は、カマラ・ハリス副大統領の政策がこうした仕事やフランチャイズの飲食店をいかに危機にさらしているかを強調できる、もっと大きなチャンスを逃した。ハリス氏はかつてマクドナルドで働いたことがあると述べているが、トランプ氏は彼女にはそのような経験はないと主張している。どちらが正しいかは分からない。だが、ファストフード店の仕事が、礼儀正しく接客し、時間通りに出勤し、注文を取ってそれに従うことで、若者たちに知識を与えてくれるのは間違いない。そうした知識は彼らのキャリア全体にわたって大いに役立つ可能性がある。ではなぜハリス副大統領は、ファストフード店で働くことをより難しくしたがっているのだろうか。