そのほか、大豆を原料とする豆腐や納豆、味噌、おからなども、もちろんトリプトファンが豊富。いずれもご飯といっしょに食べやすい食品なので、無理なく朝の食卓に上げることができそうだ。
トリプトファンは乳製品や大豆加工品のほかに、卵や魚、肉、ニンニク、ゴマ、ピーナッツ、米や小麦などの穀物にも多く含まれている。毎朝摂るのを習慣にしよう。
土曜はくつろぎ、日曜はアクティブ。
これですんなり週明けの仕事モードに
「ブルーマンデー症候群」という言葉を知っているだろうか。休日である日曜の夜から、明日はまた仕事(学校)かと気分が憂うつになり、月曜の朝は家を出る足取りが重くなる、という心理状態をいう。
仕事がストレスになっているのなら、週のはじまりは心が重たいのも無理はないかもしれない。しかし、月曜の朝を気持ち良く乗り切っている人もいる。そういう人はどういう休日の過ごし方をしているのだろう。
たとえば週休2日制の仕事の場合、月曜からまた仕事ということを考えると、土曜に思い切り遊んで、日曜はしっかり休養を取る、という人が多いのではないか。
週明けから元気に働ける人は、こうした休日をおくっても問題はない。しかし、ブルーマンデー症候群の自覚がある人は、別の過ごし方を考えたほうがいいかもしれない。日曜に休養すると、活動的に過ごさなければいけない月曜とのギャップが大きくなり、これもブルーマンデーの原因だという考え方があるからだ。
いまの習慣とは逆に、土曜を休養にあてて、日曜に外出してアクティブに過ごす。こうすれば、日曜と月曜のギャップが小さくなり、月曜日を無理なくスタートできる可能性がある。どちらの過ごし方が合っているのか、試してみるといいだろう。