海外・国内旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「『えっ、これもサーモンスープなの?』フィンランドで見つけた衝撃の7皿」です。フィンランドに行ったら、誰もがお世話になること間違いなしのサーモンスープ。サーモンと一緒に野菜を煮込み、ミルクで味を調える。作り方はいたってシンプルだけに、味も店によりさまざま。ヘルシンキの有名ラヴィントラやカフェで、自慢のサーモンスープを食べ比べてみました!(写真・文/グルーポ・ピコ 田中健作、監修/地球の歩き方)
サーモンスープとは?
フィンランド語で「ロヒケイットLohikeitto」といい、フィンランドの国民食ともいえる存在。サーモンと一緒に、ジャガイモやニンジンなどの根菜類を煮込んだミルク仕立てのスープ。ちなみにフィンランドではスープは前菜ではなく、メイン料理として食べます。
食べ比べ[1] スープ・プラス・モア
ヘルシンキの港に面した広場の一角にあるオールド・マーケット・ホールに店を構えるスープ・プラス・モアは、かつて「スオッパケイティオ」と呼ばれた、スープ専門店。スープは常時3種類あり、サーモンスープは月〜水曜のみ提供しています。魚介のだしが効いたやさしい味わいは、さすがスープ専門店。食べ放題のパンと一緒にいただきましょう。