「後ろにも目を持つ」と、
相手の小さな変化を見逃さない
【オフィシャルHP】
http://www.matsuzawa-maki.com/
人に迷惑をかけない人は、後ろにも目を持っています。目の前のことだけでなく、「後ろに迷惑をかけていないか」を気に留めています。だから、相手の小さな動作や表情の変化を見逃しません。
先日、東京メトロの構内で見かけたポスターには、こんなキャッチコピーが書かれてありました。
「なぜ後ろを、気にしないの?前向きはいいことだけど」
後ろにも目がないと(後ろにも気を配っておかないと)、「後ろの出来事」に気がつけません。
人間の視野は、両目を使っても「左右で約180度(前方)」しか見渡せない。ということは、残りの「約180度(後方)」を見るためには、感性や、想像力や、察知力を働かせて「後ろに迷惑をかけているかもしれない」と、注意を払う必要があります。
「閉じた傘を持つとき、傘の先を後ろに向けていると、人にケガをさせてしまうかもしれない」「改札の前で立ち止まったら人とぶつかってしまうかもしれない」「歩道を横並びで歩くと、道をふさいでしまうかもしれない」…。
こうした察知力と観察力が、その人の周囲への気づかいとなり、それが日ごろの習慣として積み重なることで、人となりや品性を培っていくのだと思います。
(※次回の「第7回の記事」は、5月8日(水)の掲載となります)
【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
ANA客室乗務員として12年。500万人のお客様の対応で気づいた、行動・言葉・気づかい・テーブルマナー・習慣とは?テレビ、新聞でも紹介された「100%好かれる1%の習慣」とは?
ほぼ100%に近い確率で、どんな人からも好かれるためには、「相手がどう思うか」「なにをすれば相手が喜んでくれるのか」を察する「相手を気づかう心」を持ち、それを言葉と行動に込める「習慣」を身に付けることです。ですが、その気づかいの習慣を持っている人は、わずかに「1%」でしょう。そして、やろうと思えばだれでも実行できる、たった「1%の習慣」です。
本書では、「劇的に人生を好転させた人」たちが身につけている「1%の習慣」を、39個、ご紹介いたします。
ご購入はこちらから
[Amazon.co.jp][紀伊國屋BookWeb][楽天ブックス]