12時間労働は、マスト事項なのか?
また「平日に時間を取られるのは辛くないけど、休みの日は必須だな」と思うかもしれないですし、「3年やってみたけど、絶対に無理だわ、この生活は続けられない」と思うかもしれません。
ちなみの僕の友達もクラフトビールのお店をやっていますが、その傍らで、エンジニアとして、会社の経営に近いところなどもやっていたりします。
つまりは、二足のわらじですが、ちゃんと二つとも成果を上げています。なので「絶対に12時間働かないといけない」はそうでもないんじゃないかなあ、と思ったりします。店の方針にもよるでしょうし、自分で店をやるなら自分で決められる部分もあるはずです。
というので、今の状態だと「いま、誘ってくれている店だと長く働く方針」というのはわかっていますが、これによって「夢を取るために生活を犠牲に…」まで考えるのはちょっと行き過ぎかなあ、と。しかも、1カ月お試しでいいよ、とも言ってくれていますし、その後に、いくつかの店で働いてみるとか、ヒアリングしてみるとかもできるわけなので……。
「1カ月間という短い間も、絶対に12時間は働きたくない。それは幸せを犠牲にする」と感じるのであれば、「経験を得たり、業界知識や繋がりを得ることを捨てて、ものすごいリスクを払って自分の店を持つ」という手段になるでしょう。
ただ、これはこれで「店舗を潰してしまうリスクがある」「借金を多額抱えるリスクがある」「しないでいい失敗をしてしまうリスクがある」とかになるかもしれません。それはそれで「店を作ったが失敗して、借金を背負って、しばらく働きたくもない業界で長時間労働をして、借金を返す人生になる」とかになったりするかもしれないなあ、とか思っちゃいます。
というので、なんか変な方向に悩んでいて、もったいないなあ、というのが正直なところでした。
というわけで、個人的な意見ですが、「ある程度無理だな、辛いな、と思うことを抱えてでも、夢に向かって動いた方が幸福度は高い」と思っています。
お金の余裕がなくなるとか、時間が辛くなる、というのは発生してもそんなに実は幸福度が下がらないんですが「夢をあきらめて、好きじゃない仕事をやり続ける」を選んだ人は、なんかみんな後悔しているような気がします。
借金を多く抱えるとか、取り返しがつかない不可逆な失敗をしてします、とかならまだしも「長時間労働を一定期間する」とかは、後々になると「あの時に頑張って経験値を貯めておいてよかったな」となることはよくあります。
というか、年齢を重ねたらそもそも長時間労働が無理になるので、「無理できる時に無理をして経験値を貯めておいた方が、その複利で後々楽になる」ということもあったりするので……。
個人的にはこの条件で、1カ月やるとかはリスクがほとんどないので、あまり悩まずにやってみてもいいかなーと思いました。
参考になれば!