「この職場、自分に向いていないのかもしれない」。そう思いながらも、「もう少し頑張れば変わるはず」と働き続けている人は少なくない。しかし、今の職場が合っているかどうかは、実はすぐにわかる。今回は書籍『天才になれなかった全ての人へ 自分だけの武器が見つかる才能論』より、人気漫画家による実践的な才能論を紹介する。

【5秒でわかる】「今の職場が合っていない人」の共通点Photo: Adobe Stock

天才とは“状態”である

「自分には才能がないのかもしれない」。仕事がうまくいかないと、多くの人はそう考える。しかし、本当に確認すべきなのは能力ではない。「自分は今、天才状態に入れているか」。まずは、この一つだけである。

書籍『天才になれなかった全ての人へ 自分だけの武器が見つかる才能論』では、天才を次のように紹介している。

天才とは天賦の才を持った人のことではない。
誰しもがなり得る「状態」だ。

毎日全力で頑張っているのに成果が出ない。仕事が終わるたびに疲れ切っている。工夫する余裕もなく、「早く終わってほしい」としか思えない。そんな状態が何年も続いているなら、あなたはもしかすると、天才状態に入れていないから結果が出ないのかもしれない。能力が低いからではなく、使っているカードと職場が噛み合っていないだけかもしれないのである。

「自分のベテラン」は感覚を信じる

「自分のベテラン」になる、とは、自分を最もよく知る人になることだ。

そのためには、他人の評価だけを見るのでは足りない。自分がどんな仕事で夢中になれるのか。どんな場面なら自然と成果が出るのか。逆に、どんな環境では力が出ないのか。その感覚を観察し続けることが大切だ。著書では、そのための「カード思考」を紹介している。

僕は、いわゆるスキル・特性など人が持つ力のことを、それぞれの局面を打開する武器=「カード」として捉えている。僕らが持っているスキルや特性は、選手交代のように、現状を好転させるための切り札として使うことができる武器だからだ。

「カード思考」を元に、自分の持つカードが職場に合っているかを考えてみてほしい。

ちなみに、「職場が合っているかどうか」だけなら、5秒とかからずに確認できる。「今、自分は天才状態に入れているか」。この問いに迷わず「はい」と答えられないなら、その職場は、あなたのカードを活かせる場所ではない。天才状態は、「はじまったら、わかる」。ほかでもない自分が、はっきり気付けるはずだからだ。