多保 学 著
今後ますますグローバル化が進む中で、日本のビジネスパーソンも、もっと歯のケアに意識を向けてほしいと思います。欧米では、どんなに優秀な人物であっても、歯が汚ければ相手にしてもらえません。グローバルな舞台で対等な関係を築くには、相手の価値観を受け入れることも大切です。
国内で仕事をする場合でも、歯を整えることは、自分に自信を持つことにつながり、仕事の面でもプラスに作用します。ビジネスでは、相手にいかに好印象を与えられるかが重要になります。そのために欠かせない要素が笑顔です。歯をきれいにすると、笑顔に自信がつきます。それにより、コミュニケーションをより円滑に進めることができます。また、笑顔は気持ちを前向きにするため、物事に対する姿勢がより積極的になります。笑顔には、ビジネスチャンスを引き寄せる力があるのです。
歯を整えると口臭を抑制できるのもポイントです。歯並びが悪いと汚れが溜まりやすく、そこから口臭が発生します。口臭を予防できれば、相手に悪い印象を与えずに済み、「口臭を発しているのではないか」という不安感も解消できます。
さらに、歯をケアすることで、常に口の中を快適な状態に保つことができ、病気のリスクも回避できます。それにより、急な体調不良や通院・治療で仕事に支障をきたさずに済み、通院や治療にかかる時間とお金もコントロールできます。
このように、歯を美しく健康に保つことは、ビジネス面でも大いにプラスになるのです。
雑誌「プレジデント」が2019年にビジネスパーソン500人に実施したアンケート調査で、定期的に歯科に通院している人の割合は、世帯年収600万円未満では46.1%、1000万円以上では81.8%と、年収によって大きな違いがあることがわかりました。この結果からもわかるように、年収が高い人は、常に歯に気を配っています。歯の状態が仕事のパフォーマンスを高める基盤になると知っているからです。
歯を整えて、ビジネスのパフォーマンスをさらに高めましょう!