50【「対極」の型】

シンプルに「君のことが好きなんだ」もいいけど…告白シーンで考える「相手に響く伝え方」【型は4つだけ】50【「対極」の型】
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 これはいろんな言い方ができると思います。「好き」の対極にある前フリを、いろんな切り口で表現できるからです。たとえば、

「すごく落ち込んでるときでも、君を想うと元気がでる。そのくらい君のことが好きなんだ」
(=「好きという感情」を最大にする対極の前フリ)

「いままでの恋愛が恋愛ごっこだったと思えるくらい、君のことが好きなんだ」
(=「本気度」を最大にする対極の前フリ)

「集めてきた宝物をぜんぶ失ってもいいくらい、君のことが好きなんだ」
(=「自分にとって大切な存在」を最大にする対極の前フリ)

 自分が抱いている感情に合わせて、いろんな表現ができると思います。

51【「ずらし」の型】

 この型は、似たようなフレーズを並べて、その微差の部分に伝えたいことを込めるテクニックです。たとえば、

「君のことが好き。笑ってるときの君は、もっと好き」

という表現ができたりします。君のことが好き、とだけ伝えるよりもそこにリアリティが生まれていますよね。

シンプルに「君のことが好きなんだ」もいいけど…告白シーンで考える「相手に響く伝え方」【型は4つだけ】51【「ずらし」の型】
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52【「はずし」の型】

 あえて意外性のある伝え方をすることで印象深く伝える方法です。

シンプルに「君のことが好きなんだ」もいいけど…告白シーンで考える「相手に響く伝え方」【型は4つだけ】52【「はずし」の型】
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「僕の好みのタイプって、けっこう強気で物怖じしない系の人なんだよね。君とは違うタイプ。いつもはそういう人を好きになるんだけど…でも、なぜか君を好きになっちゃった」

 あえて違う方向に意識を向けて、本来伝えたいことを意外性をもってぶっ込むイメージです。