素敵な想い出のモノを残すポイントはルールづくり
捨てられないモノ「トップ10」に必ず入る「想い出のモノ」。
自分にとって「想い出」とは、「モノという形で残したい」か、「写真という形で残したい」か、「心の中に残したい」か、どういう形で持つものでしょうか。
このパターンの中では、やはり、「モノ」という形で残したい人が、モノあふれになる確率はいちばん高いです。この場合は、自分の中でどこまで持っていいかというルールを必ず決めましょう。
どういうことかというと、「量または数」に制限を持ち、それを必ず守ることです。
箱1つ分とか、押入れの天袋に収まる分だけと決める。もう1箱くらい、もう1段分くらい、とゆるく認めてしまうと、それは、どんどん増えてしまうからです。想い出にも必ず優先順位があるはずです。自分の中で優先順位が高い、もしくはこれだけは譲れないというモノから残し、はみ出たモノは手放すように。
老後は想い出に浸る時間がないくらい充実した日々を過ごすつもりで、今からルールを決めていきましょう。
また、アルバムの写真などは特にお気に入りのモノを何枚か選んで飾り、それ以外はデータ化して持っておくことをおすすめします。たまに開いて見るアルバムより、好きな家族や友人、素敵な自分、懐かしい風景をいつも見られる方が自分の人生をもっと好きになれます。
残すモノに優先順位をつけるように残りの人生にも優先順位を
モノの整理には、要るモノ・要らないモノ・残しておくモノ・残さないモノなどの優先順位があります。それと同じくして、人生の残り時間にも何をして、何を後回しにするのか優先順位が必要です。
年をとるごとに1年間が早く感じ、年末が近づくと「今年もあっという間だったな」と毎年思っていませんか?
つい最近と思っていたことが実は、10年以上前の出来事だったとか。
そんな感じで人生のタイムリミットが迫ってくる中、さらに体力が落ちてきているため、やらねばならないことの優先順位を決めなければなりません。