「自分のやりたいこと」が最短で見つかる「超実践的な方法」とは?同書より転載 拡大画像表示

(1)から(3)で書き出したことが、自分にとっての心地よい時間の使い方や、その基準になります。これらの時間を守ることで、やりたいことが具体的になっていきます。

 やりたいことをわざわざ探しに行かなくても、自然とやりたいことに時間を使っているからです。

 この3つの方法を通して、3つの視点で自分の「やりたいこと」と向き合います。(1)の「やりたいことリストをつくる」では未来の視点で、(2)の「今日楽しかったことベスト3を毎日書く」では現在の視点、(3)の「後悔が残りそうな人生を書き出してみる」では過去・現在・未来の人生を見て、時間の価値観を探ります。本当にやりたいことを探求するために必要なのは、時間を限定的に見ることではなく、多角的に俯瞰で見ることです。

 やりたいことがまだ仮の状態でも、人生で大切にしたいあなたの価値観をもとに、目の前のことを着実に実行し、ありたい未来に向かって着実に前進できる「実行可能な計画」を立てること、これらはすべて欠かせません。