「自分のやりたいこと」が最短で見つかる「超実践的な方法」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

人生を望む通りの方向に進めるためには「自分のやりたいことを見つける」ことが重要だ。しかし、「やりたいこと探し」に時間を使っていては本末転倒なのだという。では、「やりたいことが分からない」人は、どうすればいいのか?その答えを、時間の専門家であるタイムコーディネーターの吉武麻子が伝授する。※本稿は、吉武麻子『無駄をスッキリさせて、人生の質を高める 時間デトックス』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。

やりたいことを整理するなら
最適は手書き?デジタル?

「やりたいことを整理するには、アナログとデジタルのどちらが適しているか」という質問をよく受けます。結論から言うと、私はデジタルよりもアナログを推奨しています。一番の理由は、手を動かすことで、感情や思考を理解しやすいからです。

 ただし、アナログにはアナログのよさが、デジタルにはデジタルのよさがあります。

 それぞれのよさをうまく組み合わせて活用するとよいでしょう。

 まずは自分のなかにある、言葉にできていない「○○をやりたい」「○○になりたい」を言葉にしていきましょう。箇条書きで書き出すのもいいですね。

 言葉になっていない「何となく」を言葉にすることは、とても大切です。何となく思っているだけのことと、言葉できちんと認識することでは、その後の行動にも大きな差が出ます。