米コーヒーチェーン大手スターバックスのブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)は4日、本社従業員に対し、奮起してオフィスに戻り、業務改善に責任を持つよう求める厳しいメッセージを送った。スターバックスは先月、大規模な人員削減を実施すると発表。ニコル氏は、人員削減発表後としては初となる従業員宛てメッセージで、財務・業務改善に対する責任者の説明責任を高めるため組織再編が必要だとした。同氏はシアトル本社で開かれた社内フォーラムに参加し、「店舗への物流が効率的でなく、意思決定やその決定に対し相互に説明責任を求めることについても効果を上げられてはいない」と発言。「このため、われわれは改革を実行する必要があった」とした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はその際の動画を確認している。