定時なし・低賃金・ストレス管理ゼロ
自由と引き換えの過酷すぎる現実
「異常な長時間労働が当たり前になっている」
「早朝、深夜の作業が減らない」
「定時がないため、常に仕事に追われている」
「世間一般の休日が稼働日になるので、基本的に休みがない」
●不適切な対価
「長時間労働に見合わない報酬の低さ」
「生活できないほどの低い報酬額」
「金額は言いなりになる上に、年々下がっている」
このような状況に対して職場でどのような対策が取られているかは確認できませんでした。そこで「安全衛生の取り組み」に関して調査したところ、最低限のルールも存在していないことがわかりました(複数回答)。
・長時間就業にならないルールがない 79.6%
・ストレスチェックを受けていない 93.0%
改善のための意見として、「芸術を創る時間を労働として考えてほしい」「労働時間を決めて、守り、契約書にしてほしい」「全員下請けではなく、雇用して時間管理をするべき」などがありました。
食事、労働時間の面で、きらびやかどころではない実態が明らかになってしまいました。自由な働き方と象徴されるフリーランスのイメージからは程遠いことでしょう。これまで苦労してきた当事者の自助努力を少し考えていただけるとありがたいです。
