ゴミ箱を増やすといえば、分別ルールにどう対応するかも悩ましいところ。特にキッチンはリサイクル品を入れた袋やゴミ箱で「床が狭くなる/開かずの収納ができる」→「料理も掃除もしにくい、賞味期限切れの食材が増える」といった問題が起こりがちです。その場合、床置きするゴミを減らせないか検討してみるのはいかがでしょうか。
収納の一部をゴミ置き場にする
深めの引き出し収納内にゴミ箱を移動します。ゴミ袋のストックや掃除道具もまとめると周辺がすっきりします。引き出しを開けたらすぐ捨てられるよう、ゴミ箱のフタは外しましょう。臭いの出ない不燃ゴミ・プラスチックゴミ、リサイクル品が向いています。
ゴミ箱を縦に拡張する
2〜4段のタワー型のゴミ箱に替えると床が広がります。ただし、1段の容量が小さいので、ペットボトルなどの嵩の大きいゴミ、プラスチックゴミなどの量の多いゴミには不向き。注意が必要です。
ゴミ箱を高所に移動する
冷蔵庫上にカゴを置くと、ペットボトルや牛乳パックといった軽量のリサイクル品の投げ込み場所にできます。放熱機能を考慮してラックなどで数センチ隙間を作りましょう。このあたりは機種によって禁止事項が違うため、取扱説明書をご確認ください。
ゴミ箱を別のエリアに移動する
紙ゴミのストックをダイニングへ移動させます。「封筒から出すだけ/不要なチラシを抜くだけ」といった“書類整理の最初の一歩”のハードルも下がります。
ゴミ箱を減らすタイミングは
「即判断、即捨て」レベルのチェックで
どれだけゴミ箱の置き方を工夫しても、ついこれまでの習慣でその辺に放置してしまうゴミには「小さくて見失う」「使えそうな気がして迷う」といった背景があります。
・クリーニングのタグ
・パンの袋留め
・割り箸やプラスチックスプーン
・使い捨てのおしぼり
・食品に添付された「美味しい召し上がり方」等の案内紙
迷いが生じるモノは「即判断」、小さくて見失うゴミは「即捨て」の感覚を身につけて、滞りを解消させましょう。
ルールを書いて貼る
「●●はゴミ箱へ」「●個はストック、それ以外は処分」「食べ終わったら案内紙は処分」などルールを貼ってリマインドすると、自分だけでなく家族の行動も改善しやすいでしょう。
1日に1回、リセットタイムを作る
迷ったり忘れたりしても、当日中に確実にフォローできれば散らかりません。1日に1回、夜寝る前、朝ごはんの前などリセットタイムを決めて、捨てそびれたゴミがあればゴミ箱にINです。
「便利!」から「ゴミ出しが大変……」に気持ちが変化してきたら、ゴミ箱を減らすタイミングです。出張所のように増やした小さなゴミ箱を、メインの大きなゴミ箱に統合させていきます。うまくいかないようなら元に戻して様子を見る柔軟さも忘れずに。
ゴミ捨ての習慣化には、ゴミ箱の数だけでなく環境づくりが大切。試しに1箇所、新しいゴミ箱を置くところから始めてみてはいかがでしょうか。
一般的な片づけの進め方については『家じゅうの「めんどくさい」をなくす』という本で詳しく書きましたので、こちらもよかったらのぞいてみてくださいね。
(家族の片づけコンサルタント sea)