片づけを後回しにしがちな人は
無意識の完璧主義から抜け出そう
もうすぐ夏休み。休暇を使って溜まった片づけをやっつけようと考える人も多いのではないでしょうか。子どもの友人が遊びに来る、遠方から親族が泊まりがけで訪ねてくる、などの予定を控えて、なんとしても部屋を整えなければ!という家庭もあるでしょう。
散らかった部屋を一念発起して片づけようとする人に伝えたいのは、意外かも知れませんが「ちゃんと片づけよう」と思わないでほしい、ということ。
片づけを滞らせる人は、無意識に完璧主義に陥っています。片づいた部屋=余分なモノが何もない空間、のように考えているので「徹底的にやるか、丸ごと先送りするか」の極端な2択になってしまいます。そうすると「何とか片づけ切ったけれどヘトヘト→もうしばらく片づけなんかやりたくない」と、片づけた側から新たに先送りを始めてしまう。もしくは「片づけ切れずに時間切れ」となり、やりかけの非常に中途半端な状態で終わらせてしまう。
せっかく時間をかけたのに、そんな結果ではもったいないです。もっと上手く中途半端に、賢く先送りする、ゆるい片づけ方を知ってください。
今回は、溜まりに溜まった片づけをできるだけ省エネルギーでやっつける方法と、日常に取り入れてほしい片づけの賢い先送り術を解説します。