米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は今年初め、ドナルド・トランプ大統領にいち早く賛同を示した。そのザッカーバーグ氏が今度は、大統領にある支援を求めている。トランプ氏の大統領選勝利後、ザッカーバーグ氏はトランプ氏の優先事項を受け入れた。メタの多様性チームを解散し、ファクトチェックプログラムを終了し、トランプ氏の支持者である総合格闘技団体「UFC」のダナ・ホワイトCEOを取締役に指名した。えんじ色のネクタイを着用したザッカーバーグ氏は、トランプ氏の大統領就任式に出席した複数のシリコンバレーのCEOの1人だった。ここ数週間、トランプ氏就任後初めての具体的な要請の一つとして、メタの幹部らは、予想される欧州連合(EU)の制裁金と差し止め命令に対抗するよう、米国の通商当局者に働きかけている。事情を知る関係者が明らかにした。
ザッカーバーグ氏、トランプ氏の協力仰ぐ メタに対するEUの措置緩和で
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