米共和党の一部上院議員はドナルド・トランプ大統領の通商政策に反対し、民主党議員と共に、カナダからの輸入品に対する25%の関税を撤回する決議案を可決させた。ティム・ケーン上院議員(バージニア州、民主党)が主導した決議案は、トランプ氏がカナダ製品に関税を課すために用いた緊急事態宣言を終了させるものだ。メキシコ製品に対する同様の措置と合わせ、大統領が関税を課すために国際緊急経済権限法(IEEPA)を用いたのは初めてのことだった。この投票は象徴的なものだった。連邦法の下では、議会は大統領が宣言した国家緊急事態を取り消す権限を持つが、現在の提案は共和党が多数派を占める下院で阻止されており、トランプ氏は自身の机に届いたどのような措置も拒否権を行使する可能性がある。
米共和党の一部上院議員、対カナダ関税に反対
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