「この人がいれば何とかなる」と思ってはいけない理由
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
自分

出会いを期待することって
あるわよね。
でも、自分の人生を一番変えてくれるのは
自分なのよね。
そう思って毎日過ごしていけば、
素晴らしい出会いがふと訪れることもある。
でも、その人が変えてくれるわけじゃないの。
自分に何かヒントを与えてくれるだけなの。
自分の人生を変えるのは「自分自身」
「人生を変えてくれるような出会いを期待することってあるわよね」という言葉には、多くの人が共感するのではないでしょうか。
新しい出会いにワクワクし、「この人と出会えば、何かが変わるかもしれない」と思う瞬間は、誰しも一度は経験するものです。
期待の矢印を“自分”に向ける
けれど、本当に人生を変える力を持っているのは他人ではなく、自分自身です。
出会いはきっかけに過ぎません。大切なのは、その出会いから何を学び、自分の行動にどう落とし込むかです。
出会いは“気づき”のチャンス
素晴らしい出会いが訪れるとき、それはあなたが内面的に準備できているからこそ。
その人が人生を変えてくれるのではなく、あなたの中に眠っていた可能性や意志を「思い出させてくれる存在」なのです。
主役はいつだって“自分”
だからこそ、日々を「自分が自分を変えていく」という姿勢で生きることが大切です。
出会いを受け身で待つのではなく、自分を磨いていく過程の中で、自然と人生を動かす出会いも引き寄せられていきます。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。