イスラエルは16日、親イラン武装組織フーシ派の支配下にあるイエメンの港湾を爆撃したほか、フーシ派の指導者を殺害すると警告した。中東歴訪を終えたドナルド・トランプ米大統領は先に、フーシ派と攻撃を停止することで合意した発表していた。イスラエル軍は、イエメンの港湾ホデイダとサリフを攻撃したと発表。港湾が武器の輸送に使われていたと主張した。イスラエル・カッツ国防相は、港湾に甚大な被害を与えたと述べ、フーシ派がイスラエルへの攻撃を続ける場合、指導者のアアブドルマリク・アル・フーシ氏を殺害すると警告した。これに対しフーシ派は、ガザ地区のパレスチナ人を支援するため、イスラエルへの攻撃を継続すると表明している。